派遣切りにあいました

いま勤めている会社の繁忙期が終わるとともに、人員削減の話がでてきてしまいました。


私は長期就業として入社させていただいているはずが、派遣会社と就業先企業との間で認識にズレがあったようで、来月末で契約終了を言い渡されてしまいました。理由は、人員削減による席数の減少とのこと。


就業先の認識では期間限定の短期での人員補充だったそうですが、派遣会社からは長期的な就業だと言われて入社したのに……トホホです。


これって、いわゆる派遣切りというやつです。ずっと長期で働こうと思っていたのに、突然こんなことになるなんて。


あまりの出来事に、すぐには信じることができず、派遣会社の方とやり取りをしましたが、やはり短期での雇用という認識だったそうです。


派遣会社の担当が契約期間の認識を誤っていたとのことで謝罪がありましたが、そんなことはどうでもよくて。謝られても次の職場を探さなければならないという事実は変わらないのだから。


どんなに頑張っても短期雇用のままなんだなと思うと、諦めモードになってきますね。自分のがんばりではどうしようもない事情があるのですから仕方がないのかもしれません。ショックを受けて、しばらく無気力状態になっていました。


だけど、いつまでも落ち込んでいても仕方がないので、前向きにとらえることにしました。そう、これが転機となったのです。

 

長期で希望しているなら、正社員の道もある。派遣会社から、正社員のお仕事の紹介をいただきました。紹介予定派遣という制度です。

 

派遣先企業で一定期間働いたのちに、直接雇用されることを前提とした就業形態です。この制度を利用することで、私は派遣社員から正社員になることができるかもしれません。


派遣会社の選考が通り、その後面接があります。双方の合意が整えば、正社員になれるかもしれせん。今は、その面接に向けて準備をしているところです。


正社員になれるかもしれないという希望が湧いてきて、やる気もでてきました。このまま終わるのはいやだという気持ちが、私を突き動かしています。ようやく次のステップへ進むことができそうです。


雇用形態が変わることで責任も増すので、プレッシャーを感じることもありますけれどね……。とりあえず今はできることを精一杯やっていきたいと思います。