ASD受動型(アスペルガー・発達障害)に起業やフリーランスは向かない①

アスペルガー受動型という発達障害である私に、アメブロ起業やSNS起業、フリーランスでの活動は難しかったという話をします。

 

この記事では、私のアスペルガー的な気質や起業での失敗を赤裸々に書いています。これからフリーランスになりたい方など、やる気にみなぎっている人は見ない方がいいかもしれません。私は、過去に四柱推命鑑定師となり収益化をしたことがありましたが、現在は辞めています。

 

私がアメブロ起業を辞めた一番理由は、発達障害であるアスペルガー受動型の気質にありました。
人から言われたことをやるのは得意だけど、自分から能動的に動くことは苦手というアスペルガー受動型の独特な気質です。
この能動性がない人にとって、フリーランスという働き方はあまりにも不向きだったのです。アスペルガー的気質に、インターネットビジネスは向いていません。

 

起業・フリーランスに向いていない人の特徴として、自分で決めて行動することに恐怖感を抱く人というのがあります。

 

例えば、「起業しようかな」とか、「フリーランスになろうかな」と考えた時に、いざそれを実行するのが怖くなります。何かイレギュラーなことが起こった時、すべてを自分の判断で決めなければならないことに不安を感じるのです。

 

アスペルガー受動型の人は、『指示待ち』の気質が強いです。そのため、自分で決めることが苦手で、すぐに人に聞いてしまいます。そして、その判断を後悔しては自己嫌悪に陥るという、負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 

そのため、起業やフリーランスなど、自分が主体となって動く仕事は向いていません。アスペルガー受動型の人は、『自分で決める』ということが苦手です。自分の意志が弱くて優柔不断なため、なかなか行動に移すことができません。

 

私は発達障害であるアスペルガー受動型という性質を持っています。とにかく、自己判断で動くことは大の苦手でした。敬遠されることだとは頭でわかっていても、『誰かの指示が欲しい』と思ってしまうのです。『指示がないと動けない』というのは、単なる甘えであり、社会人として不適合だとは思いましたが、どうにも自分の性質を変えることはできませんでした。

 

そして、このままではいけないと思い、変わろう、変わろう、と努力しました。それが、私にとって『フリーランスになって独立する』という手段だったのです。しかし、その道はとても険しいものでした。あまりに、自分の気質と違うことをやろうとしてしまったからです。それはそれは、苦しい道でした。今ならよくわかります。

 

なぜ、起業を目指してしまったのか。
なぜ、フリーランスになろうなんて思ってしまったのか。

 

自分の気質をまったく理解できておらず、憧れだけで突っ走ってしまったのです。
そして、失敗したのです。アスペルガー受動型の気質的に、フリーランスは向いていないというのは、薄々わかっていたはずなのにです。

 

この経験から、自分の気質にあった働き方をするべきだと思いました。そして今は、ありがたいことに一般企業の会社員として、自分の特性にあった働き方ができています。
アスペルガー受動型の人は、フリーランスや起業は向いていません。
この経験から、そう確信しました。
そして、その失敗から得た教訓を、アスペルガー受動型の方に伝えたいと思います。

 

自分に合った仕事を見つけるためには、自分に合わないことを徹底的に避けるべきです。起業・フリーランスに向いていない人は、アスペルガー受動型タイプの方に多い傾向にあります。自分の気質を知ることが大切だと思います。

 

起業やフリーランスを否定するわけではありません。あくまで、自分の気質にあった仕事をしてほしいという思いから書いていこうと思います。

 

次の記事に、続きます。